看護教員経験年数　12年（2）

　臨床で看護師として働いていた時に、新人看護師研修や看護学生の実習指導、看護学校での講義など教育に係る業務を経験しました。うまく伝えることができないもどかしさを感じ「教える」ことの難しさを感じることもありましたがそれ以上にわかったという反応を見せてくれた時には「教える」ことの楽しさも感じることができ教育に興味を持つきっかけとなり看護教員を志しました。

　患者様との距離や関わり方コミュニケーションの方法について、病状によっては同じ場で時間を共有すること、距離をとり見守ることも大切だという内容を講義で話しました。当時の学生はその意味がわからなかったようですが、卒業後に「先生が授業で言っていたことが働いてからわかった」と言われた事がとても印象に残っています。