看護教員養成研修事業

カリキュラムの一部紹介

平成31年度

東京都看護教員養成研修の閉講式が行われました

 令和2年3月4日(月)14時から東京都社会福祉保健医療研修センターで閉講式が行われました。今年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため規模を縮小して挙行しました。当財団は平成24年度からこの事業を東京都より受託しており、本年度で8回目の修了生を送り出しました。8年間で合計294名の看護教員が誕生し、都内のみならず全国で活躍しています。
 今年度の修了生29名は、昨年5月から11か月間、基礎分野・教育分野、専門分野の講義・演習・教育実習、35単位870時間全て修了し晴れてこの日を迎えることができました。
 修了証書授与では、東京都福祉保健財団杉村理事長から小池百合子東京都知事名の修了証書を一人ひとりに手渡されました。
 理事長の式辞では、「看護職には、これまで以上に多様性・複雑性に対応した看護を創造する能力が求めらる。この研修を修了できたことに自信と誇りをもち、さらなる飛躍を期待したい」との言葉が送られました。最後に修了生代表から「研修で得た知識や体験、仲間との出会いは大切な宝。つらく苦しい時もあったが仲間と切磋琢磨しながら学び続けた日々は、楽しく充実していた。成長している自分に喜びを感じる」との謝辞がありました。これまでの研修を思い出し涙する修了生もいました。式後、財団の教育担当者から修了生一人ひとりに贐のメッセージカードが手渡されました。
 修了生は爽やかで凛とした表情で巣立っていきました。この研修で学んだことを糧に、それぞれの分野で学び続け、成長することを心から願っています。
   令和元年度閉講式

看護学教育実習での体験が血肉に !! (令和2年1月更新)

 看護学教育実習は看護教員を目指す研修生にとって欠かすことのできない重要な学習です。以下の目標達成を目指し取り組みました。「①講義および臨地実習指導を体験し、実践的な看護学教育方法を学ぶ。 ②看護学生を個人および集団として理解する。③看護教員の役割を体験し、教員としての自覚を持つ。④実施した教育活動を評価し、看護教員としての自己の課題を明確にする」です。
 11月の一か月間、都内13校の看護専門学校に分かれ実施しました。7月から10月末まで、看護学教育方法演習、臨地実習指導方法演習で演習講師や実習校の教員の指導を受けながら指導案の作成・修正を何度も繰り返してきました。
 指導案を作成し実施・検証する途上で、教材や学生の捉え方、授業展開や臨地実習指導の難しさを体験的に学びとっています。その体験を通して、教員として必要な能力が磨かれ一段と成長しました。まさに「学んで思わざれば則ち罔し、思うて学ばざれば則ち殆うし」(孔子 論語)です。体験での学びが血肉となり本物の力がついたように思います。
看護学教育実習  教育実習終了後、センターに於いて教育実習のまとめとしてグループワーク・発表・討議を行い13校での学びを共有・深化しました。 写真はその時の様子です。
 実習前の不安は、達成感・自信に満ちた晴れ晴れとした表情に変化していました。それは、研修生一人ひとりが自分の限界に挑み精一杯努力したからこそと言えます。その頑張りを支えて下さったのは、紛れもなく指導者の方々や学生の温かさです。感謝の言葉を口々に語っていました。そして、「学生にとってロールモデルとなるよう常に自身の在り方を考え行動していきたい」「常に学生第一に考えたい」「自分自身、勉強し続けることが必要」など口々に語っていました。
 講義や臨地実習指導の実践的な看護教育方法の学びに留まらず、将来の看護教員としての礎となる看護教員の在り方まで発展させることができました。 支えて下さった実習校の先生方、学生の皆様に心から感謝致します。ありがとうございました。

「看護学教育方法演習」模擬講義の実施(令和元年10月更新)

 看護学教育方法演習は、他科目と比べ最大の単位・時間数(3単位90時間)を設定しています。科目目標は、「①授業科目1単元の指導計画及び本時の指導案を作成できる。②作成した指導案を基に模擬講義を実施し、評価・修正できる」です。授業方法は、6月から9月末までの4ヶ月間、演習という学習形態をとっています。看護学教育方法論を学んだ後、この看護学教育方法演習に取り組み指導案を作成します。指導案は、授業を実施するための計画書、いわば授業の青写真です。
看護学教育方法模擬講義の実施  11月の教育実習では、実習校で全員が90分の講義を実施します。今回の演習では、教育実習で実際に講義予定の単元・主題で個々に指導案の作成をしました。模擬講義では、その青写真を基に本時の指導案の中の20分の展開部分を実施しました。模擬講義の目的は、仮説である指導案を実施することにより、授業案の設計、授業の実施段階における修正・改善点を明らかにすることです。体験してみなければ気づけない多くのことを学びとりました。この体験を通じて学びとった知見がよりよい授業をつくりあげていく原動力になります。
 指導案づくりは、単に与えられた形式に従って必要事項を記載すればよいのではなく、その背景にある教材と学習者への理解とその解釈や対応策が根底になっています。よって、指導案を作成する回数を重ねる度に、教材への解釈の角度が鋭くなり、学習者の思考や行動の個人差にも敏感になり、この過程で教育実践能力が向上していきます。
 実際の教育現場では、演習で実施した時の様にきめ細かい指導案を毎回作成するのは難しいですし模擬講義を実施するのも限界があります。しかし、今回、一つの指導案づくりに徹底的に取り組んだ過程で、それらの底に流れている法則を体験的に習得した力は、今後必ずや自己成長を促すと確信しています。

「看護学教育方法演習」グループ発表 (令和元年8月 更新)

 5月の開講以来、看護教員に必要な知識・技術を学び始め3ヶ月が経過しました。本授業は、31科目のうちの1科目で看護学教育方法演習(3単位90時間)の中間のグループ発表です。看護教員が授業を実施するために必要な授業案作成のプロセスを学ぶもので、11月から始まる看護学教育実習の前に位置づけています。
 まず、グループ毎に教材の教育課程から看護学校の教育理念・教育目的・目標を読み解き、その後、単元指導計画の立案をしました。指導内容の抽出にまで辿り着くプロセスでは、研修生同志、共に悩み・苦しみながら思考し迷路に入ってしまうことも多々ありました。暗いトンネルから抜け出せたあとは、爽やかな表情に変わっていました。グループ毎に配置されたベテラン講師のアドバイスを受けながら、行きつ戻りつしながら多角的な視点で深く解釈し、指導計画を立案していきました。
 質疑応答では活発な意見交換がなされ、その自信に満ちた活き活きした姿に3ヶ月の成長を実感しました。
看護学教育方法演習グループ発表  1人では考えが及ばないことも、演習では他の人の意見に耳を傾け、知恵を出し合い討議を深めることができていました。終了後、ある研修生は「共に苦しみ、共に喜び、時には競いあいながら取り組んだ。ひとりで取り組む学習も大切だが、グループでの学びの成果や達成感はたとえないようもなく大きなものだった」と言っていました。これはまさに対面式授業ならではの協働学習の成果であると確信しました。こうして階段を一つずつ昇っていき9月以降は、個人での授業案作成、模擬講義の実施へと進行します。
 演習や教育実習での基本的な学びが、将来の看護教員としての素地を育んでいきます。研修生一人ひとりの頼もしい教員像を想像しながら充実した時間を過ごしました。

30名の研修生を迎え、開講式を行いました

平成31年度開講式

 4月25日(木曜日)、平成31年度東京都看護教員養成研修の開講式を行いました。全国12か所の都道府県で開催される「専任教員養成講習会」ですが、東京都の本研修は昭和46年から実施されている歴史ある講習会です。これまで2411名の方が修了しています。当財団では平成24年度に東京都から受託しており、7年間で265名が修了し看護教育の現場や臨床で活躍しています。
 今年度の看護教員養成研修生30名の方々は、既に看護学校で教員として働いている方、病院で臨床指導者として看護学生の指導に関わっていた方、これから看護教員を目指したい方など様々です。
 開講式では、当財団の杉村栄一理事長から「社会が必要とする看護師を養成するには、教え導く看護教員の力量が鍵となる。今の気持ちを忘れず、主体的に、一つでも多くのことを学んでほしい」と式辞がありました。主催者を代表して田中敦子医療改革推進担当部長から2025年問題に触れ「今後、医療人材とりわけ看護職員の人材育成が極めて重要である。本研修での看護教員としての学びに大いに期待したい」と激励の言葉がありました。 最後に研修生代表が「同じ目標を持った仲間とともに、切磋琢磨しながら、初心を忘れず学業に励み、看護の発展のために力を尽くしていく覚悟です」と研修への力強い決意を語りました。約1年間の研修で「学ぶこと」の意味を体得してくれることを確信しました。
 開講式後の交流会では、研修に参加した動機や趣味、看護経験などを披露しあいました。式の緊張から解放され終始和やかな雰囲気でした。これから始まる研修へのアイスブレイクとなったようです。
この長きにわたる研修が、研修生一人ひとりにとって、かけがえのない素敵な人生の一ページとなることを願ってやみません。

平成30年度

東京都看護教員養成研修の閉講式が行われました

 平成31年3月4日(月)14時から東京都社会福祉保健医療研修センターで閉講式が行われました。当財団は平成24年度からこの事業を東京都より受託しており、本年度で7回目の修了生を送り出しました。7年間で合計265名の看護教員が誕生し、都内のみならず全国で活躍しています。
 今年度の修了生30名は、昨年5月から11か月間、基礎分野・教育分野、専門分野の講義・演習・教育実習、35単位870時間全て修了し晴れてこの日を迎えることができました。
 修了証書授与では、杉村理事長から小池百合子東京都知事名の修了証書を一人ひとりに手渡されました。
 理事長の式辞では、「看護職には、これまで以上に多様性・複雑性に対応した看護を創造する能力が求めらる。この研修で得たことを更に発展させて教育に携わってほしい」との言葉が送られました。続いて東京都福祉保健局医療政策部医療改革推進担当部長から「看護や医療の動向を踏まえ、社会のニーズに対応できる質の高い看護師育成に貢献してほしい」と祝辞がありました。都内看護系連絡協議会会長からは、自分と向き合い困難を乗り越えたことを称える温かな言葉を頂きました。さらに昨年の修了生から、「この研修で得た学びが、自分自身の看護教員としての土台となっている。同じ仲間として共に歩んでいきましょう」という熱いエ-ルを頂きました。最後に修了生代表からの謝辞があり「挫折しそうになったこともあったが仲間の存在は大きく共に苦しみ喜び、いたわり合いながら乗り越えられた。グループでの学びや成果や達成感はたとえようのない大きなものだった。今後も学び続けたい」と頼もしい言葉が聞かれました。式後、財団の教育担当者から修了生一人ひとりに贐のメッセージカードが手渡されました。
 修了生の表情は達成感や清涼感で満ち溢れていました。この研修で学んだことを糧に、それぞれの分野で学び続け、成長することを心から願っています。
閉講式1 閉講式2

 

「看護学教育実習」終了!!  「体験」が学びの源 !! (H31.1月更新)

模擬講義  看護学教育実習は看護教員を目指す研修生にとって欠かすことのできない重要な学習です。11月の一か月間、都内14校の看護専門学校に分かれ講義の実践、臨地実習指導など看護教員の役割を体験しました。看護学教育実習が始まる前の7月から10月末まで、看護学教育方法演習、臨地実習指導方法演習で演習講師や実習校の教員の指導を受けながら指導案の作成・修正を何度も何度も繰り返してきました。その粘り強さは、「よりよい授業、自分の納得のいく授業をしたい」という研修生の強い思いが原動力になっています。
 指導案を作成し実施・検証する途上で、教材や学生の捉え方、授業展開や臨地実習指導の難しさを体験的に学びとっています。その体験を通して、教員として必要な能力が磨かれ一段と成長しました。
 終了後はセンターに戻り、教育実習のまとめとしてグループワーク・発表・討議を行い14校での学びを共有・深化しました。「初めての講義は、緊張したが学生や先生方の温かさに支えられできた」「看護学校では、教員全員で学生を支えている」「集団を作る個をみることで、集団の見え方も変わる」など講義・実習指導以外にも多くのことを学んでいます。教育実習前の不安は安堵の表情に変わり「教員は大変だがやりがいがある」「学生の成長を楽しめる教員になりたい」など生き生きと語っていました。
 講義や臨地実習指導の実践的な看護教育方法の学びに留まらず、将来の看護教員としての礎となる看護教員の在り方まで発展させることができました。教員の質が教育の質を左右します。研修生は、この経験を糧に、よりよい教育を目指し自己研鑽し続けていくことを確信しています。支えて下さった実習校の先生方、学生の皆様ありがとうございました。

看護学教育方法演習  模擬講義の実施(H30.10月更新)

 看護学教育方法演習は、3単位90時間と他科目と比べ最大の単位・時間数を設定しています。科目目標は、「①授業科目1単元の指導計画及び本時の指導案を作成できる。②作成した指導案を基に模擬講義を実施し、評価・修正できる」です。授業方法として6月から9月末までの4ヶ月間、演習という学習形態をとっています。看護学教育方法概論・看護学教育方法を講義で学んだ後、授業案を作成します。授業案は、授業を実施するための計画書です。11月の教育実習では、実習校で全員が90分の講義を実施します。
 今回の演習では、教育実習で実際に講義予定の単元・主題で個々に授業案の作成をしました。模擬講義では、本時の指導案の中の20分の展開部分を実施しました。「内容を精選するのが難しかった」「学生に教えたい内容をきちんと伝えるには授業方法の工夫をすることが大切である」など体験してみなければ気づけない多くのことを学びとりました。
模擬講義  模擬講義は、仮説である指導案を基に実施することにより、授業案の設計、授業の実施段階における修正・改善点を明らかにする意義があります。
 優れた授業は、何を(内容)、どのように(授業方法)にするか、両方揃っていることが大切です。高級な食材でも料理の仕方で残念な料理になるように、内容がよくても方法が不適切な場合、結果的に残念な授業になってしまいます。今後も繰り返し模擬講義を実施することによりブラッシュアップし、よりよい授業実践を目指して研鑽していくことを期待しています。

「看護学教育方法演習」グループ発表(H30.8月更新)

 5月の開講以来、看護教員に必要な知識・技術を学び始め3ヶ月が経過しました。本授業は、31科目のうちの1科目で看護学教育方法演習(3単位90時間)の中間のグループ発表となります。看護教員が授業を実施するために必要な授業案作成のプロセスを学ぶもので、11月から始まる看護学教育実習の前に位置付けています。
 まず、グループで教材の看護学校の教育理念・教育目的・目標・教育課程を読み解き、その後、単元指導計画の立案をしました。研修生は、共通の課題に向けて悩み・苦しみながら思考し迷路に入ってしまうことも多々ありました。その都度、グループ毎に配置されたベテラン講師のアドバイスを受けながら、多角的な視点で深く解釈し、指導計画を立案していきました。質疑応答では活発な意見交換がなされ、自信をもって活き活きと応答していた姿に3ヶ月の成長を実感しました。
 1人では考えが及ばないことも、グループワークでは他の人の意見に耳を傾け、知恵を出し合い討議を深めることができていました。そのプロセスで対人関係力、コミュニケーション力、役割分担の重要性・責任感を身につけ自他共に成長できたことは言うまでもありません。こうして階段を一つずつ昇っていき9月以降は、個人での授業案作成、模擬講義の実施へと進行します。
 演習や教育実習での基本的な学びが、将来の看護教員としての素地を育んでいきます。今後どんな花を咲かせてくれるのか、研修生の成長が楽しみになる一コマでした。
グループ発表
 

32名の研修生を迎え、7年目の開講式 (H30.5更新)

32名の研修生を迎え、7年目の開講式  5月1日(火)11時から平成30年度東京都看護教員養成研修の開講式を行いました。全国12か所の都道府県で開催される「専任教員養成講習会」ですが、東京都の本研修は昭和46年から実施されている歴史ある講習会です。これまで2,381名の方が修了しています。当財団では平成24年度に東京都から受託しており、6年間で235名が修了し看護教育の現場で活躍しています。
 今年度の看護教員養成研修生32名の方々は、病院で臨床指導者として看護学生の指導に関わっていた方が多いですが、既に看護学校で教員として働いている方、これから看護教員を目指したい方など様々です。
 開講式では、当財団の理事長から「社会が必要とする看護師を養成するには、教え導く看護教員の力量が大切であり、この研修はきわめて重要な意味をもつ」と、式辞がありました。本研修の主催者である東京都福祉保健局医療改革推進担当部長からの挨拶では、2025年問題に触れ「医療職員とくに看護職員の人材養成が大切であり、本研修での看護教員としての学びに大いに期待したい」と激励の言葉がありました。
 最後に研修生代表が「同じ目標を持った仲間とともに、切磋琢磨しながら看護教育を学び、目指す看護教員に少しでも近づけるよう初心を忘れず学業に励みたい」と力強い決意を述べ、約1年間の研修で「学ぶこと」の意味を体得してくれることを確信しました。
 午後からの交流会では、研修に参加した動機や趣味、看護経験などを披露し合いました。午前中の緊張から解放され終始和やかな雰囲気でした。この長きにわたる研修が、研修生一人ひとりにとって、かけがえのない素敵な人生の一ページとなることを願ってやみません。
 

平成29年度

東京都看護教員養成研修の閉講式が行われました

 平成30年3月5日(月)14時から東京都社会福祉保健医療研修センターで閉講式が行われました。当財団は平成24年度からこの事業を東京都より受託しており、本年度で6回目の修了生を送り出しました。6年間で合計235名の看護教員が誕生し、都内のみならず全国で活躍しています。
 今年度の修了生37名は、昨年5月から11か月間、基礎分野・教育分野、専門分野の講義・演習・教育実習、35単位870時間全て修了し晴れてこの日を迎えることができました。
 修了証授与では、雜賀理事長から小池百合子知事名の修了証を一人ひとりに手渡されました。その後、財団の研修担当者が作成したメッセージカードを研修生個々に送りました。
 理事長の式辞では、修了したことへのお祝いや孔子の「学びて思わざれば、すなわち罔し」の言葉が送られました。続いて東京都福祉保健局医療政策部医療改革推進担当部長、都内看護系連絡協議会会長から温かな励ましの言葉を頂きました。さらに昨年研修を修了し都内の看護学校で看護教員として活躍している先輩から、看護教育の醍醐味や大切にしていることなどの言葉を頂き、看護教員としてのスタートを目前にした修了生は熱心に聞き入っていました。最後に研修生からの謝辞では、「『学生に寄り添うことの大切さ』を指導教員の姿勢から学ぶことができた」と頼もしい言葉が聞かれました。
 厳しく辛かった演習の数々。終わってみれば楽しく充実していたグループワーク。学生に支えられ無事にやり遂げた教育実習。こんな思いからか研修生の表情は達成感や清涼感で満ち溢れとても輝いていました。この研修で学んだことを糧に、それぞれの分野で学び続け、成長することを心から願っています。
看護学教育実習 写真1 看護学教育実習 写真2

「看護学教育実習」教員への階段 step by step !! (H29.12更新)

 看護学教育実習は看護教員を目指す研修生にとって欠かすことのできない重要な学習です。7月から10月末まで看護学教育方法演習、臨地実習指導方法演習で演習講師や実習校の教員の指導を受けながら指導案の作成・修正を何度も繰り返してきました。こうして研修の山場である教育実習が不安と緊張の中、11月からスタートとなりました。都内14校の看護専門学校に分かれ講義の実践、臨地実習指導など看護教員の役割を体験しました。研修生一人ひとりが自分の限界に挑み精一杯努力する姿には脱帽でした。終了後の研修生の表情は、何とも言えない清涼感・達成感で溢れ、周囲にも心地よさを漂わせてくれました。その表情に成長を実感したのは言うまでもありません。
 終了後はセンターに戻り、教育実習のまとめとしてグループワーク・発表・討議を行い、体験を共有しました。「授業は大変だったが、もう一度やってみたい」「先生方の教育に対する熱意が素晴らしかった」「学生がとても温かく励みになった」「臨地実習指導での学生との関りが楽しかった」など教育実習でしか学べない体験を生き生きと語っていました。これはまさに実習目標の一つ「看護教員の役割を体験し教員としての自覚を持つ」ことができた証です。教育実習前の不安と緊張は「教員としてやっていけそう。やりたい」へと見事に変化していきました。
 講義や臨地実習指導の実践的な看護教育方法の学びに留まらず、将来の看護教員としての礎となる看護教員の在り方まで発展させることができました。教員の質が教育の質を左右します。研修生は、この経験を糧に、よりよい教育を目指し自己研鑽し続けていくことを確信しています。支えて下さった実習校の先生方、学生の皆様ありがとうございました。
看護学教育実習 写真1 看護学教育実習 写真2

「看護学教育方法演習」グループ発表(H29.8月更新)

「看護学教育方法演習」グループ発表  本授業は、看護教員が授業を実施するために必要な授業案作成のプロセスを学ぶものです。看護学教育方法演習(3単位90時間)は、11月から始まる看護学教育実習の前に位置づけています。まず、グループで教材の看護学校の教育理念・教育目的・目標・教育方針を読み解き、その後指導計画の立案をしました。研修生は、共通の課題に向けて悩み・苦しみながら思考し迷路に入ってしまうことも多々ありました。その都度、グループ毎に配置されたベテラン講師のアドバイスを受けながら方向性を見出してきました。写真は、その経緯と結果の発表の様子です。質疑応答では活発な意見交換がなされ真剣そのものでした。グループワークは、副次的に対人関係力、コミュニケーション力、役割分担及びその責任感、プレゼン力などを高めます。こうして階段を一つずつ昇っていき9月からは個人での授業案作成、模擬講義へと進みます。
 演習や教育実習での学びが、将来の教員としての素地を育みます。今後、研修を積み重ね成長の素地をたくさん根づかせることでしょう。

37名の研修生を迎え、6年目の開講式(H29.5月更新)

37名の研修生を迎え、6年目の開講式  平成29年度は、全国9か所の都道府県で開催される「専任教員養成講習会」ですが、東京都の本研修は、昭和46年から実施され、2344名の方が修了している歴史ある講習会です。当財団も平成24年度に東京都から受託し、5年間で198名の研修修了生が、看護教育の現場で活躍しています。
 今年度の看護教員養成研修生37名は、選考試験に合格し、5月1日に開講式を迎えました。研修生の背景は、既に看護学校で教員として働いていたり、病院で臨床指導者として看護学生の指導に関わっていたり、これから看護教員を目指したい方など様々です。
 開講式は当財団の理事長の式辞に始まり、東京都福祉保健局医療改革推進担当部長から祝辞をいただきました。お二人とも約1年間の研修で、看護教員としての成長を大いに期待したいと激励の言葉がありました。
 研修生代表が、研修への不安と期待を述べ、37名の仲間と協力してそれぞれの課題を解決していきたいと研修への決意を述べました。
 午後からは、交流会で研修に参加した動機や、趣味、看護経験などを披露し、午前中の緊張から解放され、これから学ぶ者同士の絆を深めるきっかけになったことでしょう。
 37名全員が、無事に研修を修了することを希望します。
お問い合わせ
公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部 職員研修室
tel: 03(3812)9362 fax: 03(3812)9365
e-mail: kangokyoin@fukushizaidan.jp

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