介護支援専門員(ケアマネジャー)とは?

介護支援専門員とは、介護保険法に基づき、要介護者や要支援者が自立した日常生活を営むための援助をし、そのために必要な専門的知識や技術を備え、介護支援専門員証の交付を受けた者をいいます。介護支援専門員は、要介護者や要支援者からの相談に応じ、相談者の心身の状況等に応じた適切な介護保険サービスが利用できるよう、市町村、サービス提供事業者、介護保険施設等との連絡調整等を行います。(介護保険法第7条第5項)

介護支援専門員になるまでの流れ

介護支援専門員の業務に従事するためには、毎年1回全国で行われる「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した後、介護支援専門員実務研修を修了し、各都道府県の介護支援専門員資格登録簿への登録を行い、介護支援専門員証の交付を受けなければなりません。

受講試験についての詳細はこちら ⇒ 実務研修受講試験
実務研修についての詳細はこちら ⇒ 実務研修
登録等についての詳細はこちら  ⇒ 登録関連

また、介護支援専門員証には5年の有効期間があり、有効期間を更新するには、更新研修等の所定の研修を受講し、更新手続きをすることが必要です。

1. 受験資格・受験地の確認

(1)受験地が東京都であることが必要です。
  1.申込日現在、受験資格該当業務に従事している場合、その勤務地が東京都であること
  2.申込日現在、受験資格該当業務に従事していない場合、住所地が東京都であること
(2)対象となる資格及び業務で一定の実務経験を満たすことが必要です。

2. 受験申込み(6月頃)

毎年度発行する『受験要項』をご覧の上、受験申込書に必要書類を添付して、(公財)東京都福祉保健財団宛てにお申し込みください。

3. 東京都介護支援専門員実務研修受講試験受験(10月頃)

実務研修を行うに際し、介護支援専門員の業務に必要な専門知識(介護保険制度、要介護認定、居宅サービス計画等に関する専門的知識等)を有していることを確認します。

4. 合格発表(12月頃)

受験者全員に試験結果を通知します。
合格者は、実務研修の案内通知に基づき、実務研修受講の手続きを進めてください。

5. 東京都介護支援専門員実務研修の受講(試験翌年1月~12月)

介護支援専門員の業務に必要な講義・演習等を主体とする研修を行います。

6. 介護支援専門員資格登録簿への登録・介護支援専門員証の交付(申請が必要です)

研修修了者には「修了証明書」を発行します。介護支援専門員資格登録簿への登録及び介護支援専門員証の交付を受けるには、各人による申請が必要となります。

このページに関するお問い合わせ先

公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部 介護人材養成室 tel: 03-3344-8512
(土・日・祝日を除く8時45分から17時30分まで)