行動障害を有する者のうち、生活環境への著しい不適応行動を頻回に示すいわゆる「強度行動障害」を有する者は、自傷、他害行為など、危険を伴う行動を頻回に示すことなどにより、日常生活に困難が生じているため、現状では事業所での受け入れが消極的であったり、身体拘束や行動制限などの虐待につながる可能性も懸念されるところです。
一方、障害特性の理解に基づく適切な支援を行うことにより、強度行動障害が低減し、安定した日常生活を送ることができることが知られています。
このため、公益財団法人東京都福祉保健財団では、東京都から委託を受け、強度行動障害を有する者(児)に対し、適切な支援を行う職員の人材育成を目的として、強度行動障害支援者養成研修を実施します。

令和6年度東京都強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)の募集要項を掲載しました
※募集要項はこちらをご確認ください。

【申込期間】令和6年4月10日(水)から令和6年4月30日(火)午後5時まで

【受講申込方法】※Q&Aはこちらをご確認ください。
障害福祉サービス事業所等従事者
 申込フォーム(外部サイト)からお申込みください。
 ※「事業所用」のフォームを選択してください。

医療機関等従事者
 受講申込書に必要事項を記入し、下記【医療従事者申込先】まで
 郵送してください(4月30日必着)。※返信用封筒も同封してください。

特別支援学校の教師等
 申込フォーム(外部サイト)からお申込みください。
 ※「特別支援学校教師用」のフォームを選択してください。

1 基礎研修

(1) 対象者

次の(1)から(3)のいずれかに該当し、研修の全過程に参加可能な方

(1)東京都内の障害福祉サービス事業所等において、現に強度行動障害を有する者(児)(知的障害、精神障害のある者(児))を支援対象とした業務に従事している者もしくは今後従事する予定のある者(サービス提供責任者・サービス管理責任者・支援員・児童指導員等)

(2)東京都内の障害福祉サービス事業所等の連携医療機関等において治療に当たる医療従事者

(3)東京都内に所在する特別支援学校の教師等
 ※ ただし、都外に所在する都立及び区立特別支援学校も対象に含みます。

(2) 実施方法

各期とも同一の研修カリキュラムです。講義(各期間内視聴)・演習(1日)すべての課程を受講できるものを選択してください。

講義はオンデマンド配信、演習は集合形式により実施します。

講義のすべての課程の受講が当財団から確認できない場合、演習を受講することはできません。
遅刻・早退・途中離席等については、欠席とみなし、いかなる理由でも修了と認められませんのでご注意ください。

(3) 募集要項、研修日程、カリキュラム等

(4) 受講申込方法

1 障害福祉サービス事業所等従事者

申し込みは、事業所からの推薦により受け付けます。事業所単位で取りまとめの上、下記申込みフォーム(外部サイト)にアクセスし、必要事項を入力し、申込みをしてください。

また、同一事業所内に複数の申込者がいる場合は、推薦順位順に受講者情報を入力してください。

申込フォームはこちらからお入りください。 →【申込フォーム】
※「事業所用」のフォームを選択してください。

申込フォームにアクセスするためのパスワードは、東京都から送信されるメールに記載しています。また、相談支援事業所・障害児計画相談には、当財団が郵送した募集要項に同封していますのでご確認ください。

入力方法は、別紙3「ウェブ研修申込方法について(障害福祉サービス事業所用)」を確認してください。

2 医療機関等従事者

所属の研修担当者が取りまとめの上、申込期間内に下記①、②を
下記【医療従事者申込先】まで郵送してください。

※電話及びファクシミリ、メールによる申込みは受け付けません。

令和6年度東京都強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)申込書(医療従事者用)

申込書はこちらからダウンロードしてください。
 →【(Excel版)申込書(医療従事者用)】
 →【(PDF版)申込書(医療従事者用)】

返信用封筒(長3)

※申込者1名につき各1枚用意し、宛名には受講申込者名を明記し、84円切手を貼ってください。

【医療従事者申込先】
〒163-0719
東京都新宿区西新宿二丁目7番1号新宿第一生命ビルディング19階
公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部福祉人材養成室 障害者支援研修担当 宛

3 特別支援学校の教師等

下記申込みフォーム(外部サイト)にアクセスし、必要事項を入力し、申込みをしてください。

申込フォームはこちらからお入りください。 →【申込フォーム】
※「特別支援学校教師用」のフォームを選択してください。

申込フォームにアクセスするためのパスワードは、東京都から送信されるメール等に記載しています。

入力方法は、別紙4「ウェブ研修申込方法について(特別支援学校用)」を確認してください。

(5) 申込期間

※今回の受付で、令和6年度全ての期間の受講者を決定します。

 その他、Q&Aはこちらからご覧ください。

(6)受講者の決定及び通知

令和6年6月初旬頃に郵送予定です。

事業所の研修担当者様宛て(特別支援学校の教師等の場合は申込者宛て)に郵送により通知する予定です。受講者への連絡をお願いします。また、不決定の場合も同様に通知いたします。

(7) 過去の研修資料

令和5年度に実施した研修資料はこちらをご確認ください。

※研修効果に影響するため、一部の資料は公表できません。

2 実践研修

令和6年度東京都強度行動障害支援者養成研修(実践研修)の募集受付は6月頃に開始する予定です。

(1) 対象者

強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)を修了した方(修了見込みを含む。)で、
次の(1)から(3)のいずれかに該当し、研修の全過程に参加可能な方

(1)東京都内の障害福祉サービス事業所等において、現に強度行動障害を有する者(児)(知的障害、精神障害のある者(児))を支援対象とした業務に従事している者若しくは今後従事する予定のある者で、支援計画の作成等を担う方(サービス提供責任者・サービス管理責任者等)

(2)東京都内の障害福祉サービス事業所等の連携医療機関等において治療に当たる医療従事者

(3)東京都内に所在する特別支援学校の教師等
 ※ ただし、都外に所在する都立及び区立特別支援学校も対象に含みます。

(2) 実施方法

各期とも同一の研修カリキュラムです。講義(各期間内視聴)・演習(Zoom及び集合の計2日間)すべての課程を受講できるものを選択してください。

講義はオンデマンド配信、演習はZoom及び集合形式により実施します。受講に必要な視聴推奨環境(募集要項別紙3「オンライン研修受講で推奨するシステム要件」)をご確認の上、お申込みください。
オンライン研修の受講に必要なネットワーク環境や機器等の視聴環境は、受講者を推薦する事業者が責任をもって確保のうえ、お申込みください。

講義のすべての課程の受講が当財団から確認できない場合、演習を受講することはできません。
遅刻・早退・途中離席等については、欠席とみなし、いかなる理由でも修了と認められませんのでご注意ください。

(3) 過去の募集要項、カリキュラム、日程等

令和5年度に実施した募集要項等はこちらをご確認ください。

※内容については、一部変更となる場合があります。

(4) 受講申込

令和6年度東京都強度行動障害支援者養成研修(実践研修)の募集受付は6月頃に開始する予定です。

 その他、Q&Aはこちらからご覧ください。

(5) 過去の研修資料

令和5年度に実施した研修資料はこちらをご確認ください。

※研修効果に影響するため、一部の資料は公表できません。

3 修了者名簿記載事項確認

東京都強度行動障害支援者養成研修事業に係る修了証書の再発行はできませんが、修了証書の代わりとなる「修了者名簿記載事項確認書」を交付いたします。
ご希望の方は、下記「修了者名簿記載事項確認申請書」を郵送にてご提出ください。

提出方法:原本を郵送
※返信用封筒(長3)に84円切手を貼付のうえ同封してください。

【提出先】
〒163-0719 東京都新宿区西新宿二丁目7番1号 新宿第一生命ビルディング19階
公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部福祉人材養成室 障害者支援研修担当 宛

4 関係資料

このページに関するお問い合わせ先

公益財団法人東京都福祉保健財団
人材養成部 福祉人材養成室 障害者支援研修担当
tel: 03-3344-8551 fax: 03-3344-8593